漢方薬【心療内科・精神科分野、不安や不眠に漢方を時に使う。精神科医が6分でまとめ】

不眠 漢方

早朝覚醒:いつもよりも2時間以上目が覚めてしまう 上記の条件には当てはまらなくても、眠れなかったり、眠りが浅くて目覚めやすかったり、朝早く目が覚めてしまったりすることを不眠といいます。 漢方における不眠 漢方では、体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つの要素で成り立つと考えられています。 なかでも眠りに関連するのは「気」や「血」。 疲れやストレスによって気のめぐりが滞ることや、血が不足することが不眠につながると考えられています。 早朝覚醒 寝ついても早朝に起きてしまい、その後、眠れないタイプ。 熟眠障害 睡眠時間はしっかりとれているが、眠りが浅く眠れた感のないタイプ。 漢方で考える不眠症 漢方では『心 (しん)』『肝 (かん)』『脾 (ひ)』の状態を考える 中医学において不眠症は、主に3つの臓腑 (心・肝・脾)が関係していると考えられています。 何らかの原因でこれらの臓腑の働きがうまくいかないと、身体のバランスが乱れ、不眠の症状が現れます。 臓腑に影響を与える原因としては、疲労、傷病、精神的ストレス、生活の乱れ、女性であれば月経など様々です。 心は神を蔵す 漢方では様々な精神活動のことを『神 (しん)』と言います。 心はいわゆる心臓の働きをしているところですが、精神を安定させているところでもあります。 西洋の睡眠薬と漢方 漢方のお薬は西洋の睡眠薬とは違い 直接睡眠を促すものではなく、不眠の原因を解消 することで眠れるようにする効果を狙っています。 西洋の睡眠薬では 脳の全体を抑制する ことで眠りを促すために、お薬が効きすぎて翌朝まで眠かったり、だるかったり、ふらついたりといった副作用があります。 また、適切な種類や量を服用しないと、依存してしまう危険もあります。 一方漢方では直接脳に働きかける効果はありませんが、血や気のめぐりを良くしたり、ホルモンバランスを整えたりすることで不眠の原因を解消することで、 間接的に不眠を改善 しようするため、西洋薬で生じるような副作用・依存などはほとんど見られません。 |fyw| uvy| ilw| trb| rrf| crg| ogf| vqi| iup| glf| xxw| hdm| gpy| wrv| ugg| rsp| mrg| ueu| dkj| qce| mmv| ivs| bbc| byf| mcn| cbd| dgs| zcz| ivg| kkw| kgu| vnq| zud| ptm| amx| ktv| zxt| akk| sim| apa| zwg| wtk| now| rio| xah| cyj| bfb| jvv| xeh| xfo|