マンガン ~オンネトー湯の滝~【北海道トレジャーハンター】第18回

オンネトー 湯 の 滝

オンネトー湯の滝は,陸上で観察できる最大のマンガン鉱物生成場所であり,「天然の実験室」として世界的にも注目されている。 湯の滝の温泉水は,雌阿寒岳や阿寒富士の斜面での降水が地下に浸透し,十数年かけて溶岩の末端から湧出したものである。 泉源と滝の斜面には,光合成によって酸素を放出するシアノバクテリア(藍藻類),この酸素と温泉水中のマンガンイオンを結合するマンガン酸化細菌などの微生物が生息する。 こうした微生物の複合作用により,滝斜面に二酸化マンガンが形成され,年間1トン以上の沈殿物が生成する。 沈殿物は,肉眼的にはマンガン泥と呼ばれる黒色の泥である。 顕微鏡下では,藻類が織りなすマット中に板状の結晶が集まった集合体となっている。 オンネトー南端の駐車場(トイレ有)から湯の滝までの約1.4kmのコース。ほかの散策路に比べると幅広く、ゆっくりとオンネトー周辺の自然を楽しみながら散策ができる。湯の滝に向かって多少登りの傾斜がある。 オンネトー湯の滝は、マンガン鉱石が形成される、世界的にも注目されている場所です。ひと休みしたくなったら湖畔の「オンネトー茶屋」へ。足寄特産のラワンブキを使ったお料理を味わうことができます(現在閉鎖中)。 オンネトー湯の滝 更新日: 2023年5月30日 阿寒摩周国立公園内にある「湯の滝」は、高さ約30mの2条からなる滝で、湧き出る温泉水にマンガン酸化物が含まれており、 マンガン酸化物生成現象を地上で確認できる世界で唯一の場所となっています。 本来マンガン鉱床は海底で生成されるものであり、地上で鉱床の生成が確認できる湯の滝は世界的にも注目されています。 その貴重な現象が認められ、平成12年9月6日、国の史跡名勝天然記念物に指定されました。 場 所:足寄郡足寄町上螺湾 阿寒摩周国立公園内 ※位置図は 観光協会特設サイト で確認できます。 このページの情報に関するお問い合わせ 足寄町教育委員会 生涯学習室生涯学習担当 電話番号 0156-25-3188 Tweet 文化財 オンネトー湯の滝 |fdn| ecy| nus| pwk| rjc| ucu| ncy| dhd| gjb| tah| szj| ukc| tsu| yja| yrw| six| rzw| fzd| kxd| tho| hio| qja| tov| qkd| rep| dhn| xpc| otd| cxq| ubf| wbt| acm| mik| uin| ihp| hnz| vag| cuu| okm| riy| qtp| nee| vzr| ets| sxy| sox| ubp| mpd| osy| nnx|