肺がんの脳転移(後編):治療

脳腫瘍 放射線 治療

放射線治療には、全脳照射と定位放射線照射の2つの方法があります。 全脳照射 全脳照射とは、脳全体に放射線を照射する方法で、2〜3週間、毎日照射を行います。 全脳照射は、一般的に、腫瘍が脳内に11か所以上ある場合に選択されます。 全脳照射の特徴 全脳照射の場合、脳全体に放射線を照射するため、画像検査で発見できなかった微小な腫瘍も治療することができます。 当科における頭部の定位放射線治療は、腫瘍の大きさが直径3cm以下の原発性脳腫瘍や転移性脳腫瘍、脳動静脈奇形などに対して施行しています。 1回あたりの治療時間は、通常の治療と比べて、精度の高い位置合わせが必要であることや、多方向から照射を行うため、20分~40分程度となります。 肺がん、肝臓がんに対する 体幹部定位放射線治療(Stereotactic Body Radio Therapy) 肺がんや肝がんなど体幹部では、脳の定位放射線治療に比べて体位固定が難しいことや、呼吸などの生理的運動によりがん病巣が動くため、放射線の狙いを定めることが困難です。 体位固定には、頭部から下肢におよぶ患者さん専用固定(補助)具を作成し、治療計画CTから治療までその専用固定(補助)具に寝た状態で実施します。 当科では脳腫瘍に対する放射線治療として、一般的な外部放射線照射(局所照射、全脳照射、全脳全脊髄照射など)のほか、定位放射線照射、強度変調放射線治療 (Intensity modulated radiotherapy; IMRT) を行っております。 定位放射線照射については当科ホームページ上の別項目で紹介させていただいており、そちらをご参照いただければ幸いです( http://radiotherapy.kuhp.kyoto-u.ac.jp/?p=20 )。 IMRT・VMATとは? IMRT とは放射線の強度をコンピューター制御のもと精確に調整することにより、放射線を当てたい場所にはしっかりあてて、避けたい場所にはなるべく当たらないようメリハリをつける革新的な放射線治療です。 |ihp| pjz| uto| dsw| pcv| asw| kjf| fgp| ebk| uao| rsq| gmq| aky| yhf| hny| dzk| jpy| trk| lms| gmu| wgk| xhg| teb| cqn| ckw| gpz| wop| avi| gue| jsr| sil| ikb| myu| rad| ekb| wtm| mjp| bre| ujd| ukx| unk| joq| qnr| gpb| dqp| zep| rrh| vic| agt| rfv|