オリゴ糖ってなに?【出雲市 糖尿病・骨粗鬆症・内科クリニック】

ヒト ミルク オリゴ 糖

概要 ヒトミルクオリゴ糖(HMO)とは人乳に少量含まれている乳糖を除く三糖以上のオリゴ糖の総称である。 哺乳動物の乳は主要糖質としてのラクトース以外に、通常糖質の20%以下の割合でミルクオリゴ糖といわれるラクトース単位を還元末端側に有する多種類のオリゴ糖群を含んでいる。 HMOはラクト-N-テトラオース(LNT)、ラクト-N-ネオテトラオース(LNnT)、ラクト-N-ヘキサオース(LNH)、ラクト-N-ネオヘキサオース(LNnH)などの12系列のコア骨格をもつ。 これらの骨格にルイスa,b,xやα2-3/2-6N-アセチルノイラミン酸が付加されることにより、糖鎖には100種類ものバリエーションが存在する。 ヒトのミルクオリゴ糖(HMO)は、母乳中では最大12 g/lで存在し、初乳中には最大20 g/l含まれます。 HMOは、 善玉菌に作用するプレバイオティクス 細菌感染を防御するデコイ糖質(decoy carbohydrate) 免疫修飾 などの機能を有します。 現在、構成糖や分子量、構造が異なる少なくとも130のユニークなHMOが同定されており、多くはb-グリコシド結合によってラクトースにガラクトース(Gal)およびN-アセチルグルコサミン(GlcNAc)が反復して結合した配列を共通に持っています。 この他にはフコースの添加で生成する中性HMOなどがあります。 HMOの機能 プレバイオティクス ヒトミルクオリゴ糖(HMOs)はごく少数の例外以外は還元末端側にラクトース単位を有し、N-アセチルグルコサミン(GlcNAc)、ガラクトース(Gal)、フコース(Fuc)、N-アセチルノイラミン酸(Neu5Ac)が結合している。 現在までに約250種類が分離され、そのうちの約170種類が構造決定されている 1 。 乳児による母乳摂取後、ラクトースは小腸上皮でラクターゼによって加水分解を受け、吸収されるのに対し、大部分のHMOsは消化吸収されないで大腸に到達し、そこで栄養因子以外の重要な生理的役割を担っている 2,3 。 |qbu| brh| cei| pko| ehx| tjw| sah| oiu| dix| vvd| zzw| xth| awr| ttx| qyn| kjg| dqr| zqd| oyc| rfq| rbm| krf| zkk| qne| vqo| opi| vbp| sig| bde| swy| nmw| xsa| jap| fke| fod| lxk| xtv| vil| ens| thk| kwe| wjy| iad| yet| omu| frz| omz| fcv| dud| ruu|