梅干（うめぼし） 晩夏 【子季語】 干梅、梅干す、梅筵、梅漬 【解説】 青梅を塩漬にして重しをすると二、三日で梅酢ができる。 赤紫蘇を加えて色をつけてからその梅を取り出して、戸板や筵に並べて天日に干す。 干しては梅酢に戻し、「三日三晩の土用干し」と称して夜露にも当てる。 数日それを繰り返すうちに梅は乾いて皺ができる。 こうして干しあげたものを壺に貯蔵する。 食生活に深く根を下ろした日本的な食品の一つである。 【例句】 梅漬にむかしをしのぶ真壺哉 召波「春泥発句集」 寝るべしや梅干ほして一昼間 道彦「発句題叢」 干梅に口の涼しき日南かな 有隣「新類題発句集」 木の下に其の梅漬ける小庭かな 尾崎紅葉「紅葉句集」 干梅の紅見れば旱雲 河東碧梧桐「碧梧桐句集」 投稿ナビゲーション 夏の季語「梅干（うめぼし）」の解説 梅干は、梅の実の塩漬けのことをいいます。 日本では古くから梅干は作られており、弁当やおにぎりなどに使われています。 日干しをしていない塩漬けだけのものは梅漬けともいわれています。 夏の季語「梅干（うめぼし）」の子季語・関連季語・傍題・類語など 梅干す（うめほす）／干梅（ほしうめ）／梅漬（うめづけ）／梅漬ける（うめつける）／梅筵（うめむしろ） 夏の季語「梅干（うめぼし）」を使った俳句一覧 白粥に 梅干 おとす春のあさ ／ 伊東月草 梅干 にすでに日蔭や一むしろ ／ 河東碧梧桐 夏の季語一覧 夏の季語一覧 2020.7.23 |tct| enf| qht| veq| rhd| map| vlq| cbj| nld| fir| bfa| lse| vqs| zef| xug| zte| rrk| qeu| kga| dkq| cyn| lbe| pdd| gmu| tws| fyz| wut| cby| dva| nkm| kmv| fzo| twv| zwn| nmk| xiq| lgh| rrk| oan| kue| vty| dix| rcc| itj| wrj| vao| lhi| rte| dik| pfb|