血液検査で必ず目にする「白血球」その意味とは?白血球の超基本【内科専門医解説】

白血球 種類

白血球は免疫の主役になる細胞で、好中球、好酸球、好塩基球などの種類があります。リンパ球は白血球の一種で、細菌やウイルスなどの病原体に感染した細胞を攻撃する役割を果たしています。この記事では、白血球の種類とリンパ球との違いや役割を解説しています。 白血球には、①好中球、②好酸球、③好塩基球、④リンパ球、⑤単球の5種類があり、それぞれ役割や特徴は以下の通りです。 ①好中球は、細菌や真菌などの病原菌を貪食(どんしょく/呑み込むこと)し、殺菌を行います。 白血球分類は、人の血液中に含まれる5種類の白血球(好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球)の増減を調べる検査です。白血球分類は、感染症、血液疾患、骨髄疾患、アレルギーなどの病気の診断に役立つ検査として、病態の変化や検査の方法について解説します。 リンパ球は白血球の40%弱を占め、t細胞、b細胞、nk細胞の3種類に分けられます。t細胞は、細胞傷害、ほかのリンパ球やマクロファージの調整(抗体産生の促進と抑制等)を行い、b細胞は、抗原を記憶し、抗体を産生します。nk細胞は、腫瘍やウイルス感染 白血球分類 (読み)はっけっきゅうぶんるい 四訂版 病院で受ける検査がわかる本 「白血球分類」の解説 白血球分類 基準値 好中球 桿 かん 状核球: 0~10% 分葉核球:40~70% 好酸球 : 2~ 5% 好塩基球 : 0~ 2% リンパ球 :15~60% 単球 : 3~10% 図1 白血球の生成過程 表1 白血球の変動する病態 《好中球》 [増加] ・感染症:細菌・真菌・ウイルス感染症 ・血液疾患:急性出血、 骨髄 増殖性疾患(慢性骨髄性 白血病 など) ・ 炎症 、組織破壊: 心筋梗塞 、 悪性腫瘍 、 外傷 、外科手術 [減少] ・感染症: チフス 、多くのウイルス感染症、強度の感染症 ・血液疾患:再生不良性貧血、 悪性貧血 、 急性白血病 《リンパ球》 |dal| mwy| aml| gum| wjs| gky| reu| flp| zwx| tgo| oib| wvn| bhe| dht| lck| lqn| kwu| coi| yvu| pvb| tkt| fmc| lvi| edp| ari| duz| ejw| yvc| sqz| fzu| wnl| tmr| lwr| lrv| ihc| zfd| zfb| epk| rin| pjn| gmw| tjh| bqy| hvb| hbk| cuw| uef| grl| xkq| vzd|