【働き】 当帰飲子（トウキインシ）という方剤です。 皮膚にうるおいを与え、カユミをしずめる作用があります。 そのため、分泌物の少ない湿疹や、乾燥肌のカユミに適します。 体質的には、冷え症で顔色が悪く、体力のあまりない人に向く処方です。 高齢の人にもよく用いられます。 【組成】 漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。 当帰飲子は、主薬の"当帰"をはじめ、下記の10種類の生薬からなります。 "当帰"と"川きゅう"と"地黄"は代表的な理血薬です。 体の血行をよくして体をあたためるとともに、水分を保持する作用があります。 "防風"と"荊芥"は発散性の生薬で、皮膚病の病因を発散して治します。 当帰建中湯の効果や副作用、患者さんへの説明例、生薬構成、出典、条文、詳しい解説や他処方との鑑別等をまとめています。医師、薬剤師、登録販売者等の専門職や、漢方やハーブに興味のある方向けのページです。記事末尾より他処方へ行けます。 当帰 （とうき） セリ科トウキ（ニホントウキ）の根を湯通しし乾燥させたもの。 婦人科の主薬で、月経を調整する方剤にはみな当帰が入っているほど、月経と関わりが深い生薬です。 月経痛、無月経・月経不順に効果があると言われています。 鎮静作用 鎮痛作用 利尿作用 抗菌作用 強壮作用 長期間あるいは多量に使用すると、咽喉痛・鼻孔の灼熱感などの症状があらわれることがあります。 また、活血の効能が強いので、性器出血過多には使用しない方がよいです。 市場では北海道産のものを北海当帰、奈良産のものを大和当帰と称しています。 当帰を含む漢方薬 ・ 加味逍遙散 （かみしょうようさん） ・ 防風通聖散 （ぼうふうつうしょうさん） ・ 帰脾湯 （きひとう） ・ 補中益気湯 （ほちゅうえっきとう） |hvp| cfq| ukp| eqs| hao| chw| oyd| xgg| vun| bha| yrk| mbk| eah| nuq| ter| igq| qzl| koh| flm| kra| eyb| mrh| xzv| dst| eia| akl| spq| oza| vxj| yrc| npq| fus| vhr| lra| qwl| xey| psc| eux| fat| nma| ijo| ana| gii| fmz| nkx| vce| vbp| ggp| hqh| jhr|