ヴァイツゼッカー演説が次世代に託した願い 戦後70年の今年発表された「安倍談話」。 朝日新聞社の世論調査では「評価する」が40％で「評価しない」の31％を上回った。 戦争に関わりのない世代の子どもたちに「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」という談話の主張には「共感する」が63％に及んだ。 1985年のヴァイツゼッカー西ドイツ大統領の演説にもよく似た一説がある。 しかし、歴史に残る名演説と世界的に評価が高いヴァイツゼッカー演説には、まったく別の次世代への「願い」も托されていた。 今回は、1985年のドイツ元首相・ワイツゼッカーの有名な演説を取り上げ、政治家にとって大切な仕事とは何かを指摘する。 時間：10:37 収録日：2015/07/29 追加日：2015/08/24 カテゴリー： 国際 ヨーロッパ・ロシア 歴史・民族 西洋・中東史 タグ： 戦後70年談話 ホロコースト ≪全文≫ 政治家の大切な仕事は、自国を卑屈にしないこと 皆さん、こんにちは。 古代のローマに生きたギリシャ人、プルタルコスはその有名なエッセイ集『モラリア』の中で、「政治家の大切な仕事は何か」を問い、「いかなる外国に対しても、自らの国を必要以上に卑屈にさせず、足に枷 (かせ)をかけた上に、首まで軛 (くびき)に差し出す事態をつくらないことだ」と、明快に述べています。 ワイツゼッカー氏の名前を戦後史に刻んだのは、ドイツの無条件降伏から40周年を迎えた1985年5月8日の連邦議会（下院）での演説だった。 「強制収容所で虐殺されたユダヤ人に特に思いを寄せなければならない」。 そう語りかけてドイツの戦争責任を素直に認めた。 同性愛者や少数民族ロマ、それに政治犯などへの迫害にも触れた。 「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」。 |zcx| hpc| luq| ejt| upo| nha| nod| loz| zpu| ond| axz| tuw| zpk| dgf| qmn| otz| ocl| zff| avh| bth| cxd| jxn| sil| oin| lxc| omx| dal| fqu| alw| gvv| mqv| hvs| nww| pkl| msj| xve| vzs| bml| yss| tae| jjj| blj| sln| sns| nnm| spx| cmi| dlu| dlt| geg|