子宮口から離れた子宮体部と呼ばれる子宮の上のほうにあるのが、正常な位置です。妊娠初期には、まだ子宮が小さいのではっきりしませんが、妊娠10週以降くらいから、超音波（エコー）検査で胎盤の基になる部分が見えてきます。 正常では、胎盤は子宮の上部に位置しています。前置胎盤の場合、胎盤が下部に位置していて、子宮頸部の開口部（産道への入り口）を覆っています。ときに胎盤が子宮頸部の開口部の近くに位置し、子宮頸部の開口部を覆っていない 正常な胎盤 子宮口と胎盤の位置が離れている状態 子宮の上側から横側に付着する 全前置胎盤 子宮口が完全に胎盤で覆われている状態 子宮口から胎盤の縁までの距離が2cm以上離れている 部分前置胎盤 子宮口の一部が胎盤で覆われ 前置胎盤と同じく、胎盤の位置に問題があるのが低地胎盤です。低地胎盤は、前置胎盤と異なり子宮口を塞いでいないのが特徴。ただし、子宮口から2cm以内に胎盤があるためリスクや対処法は前置胎盤と殆ど同じだと言っても良い 妊娠10カ月のころの胎盤は、個人差はありますが、円盤状の形をしており、重さ約500g（胎児体重の約1/6）、直径約20cm前後、厚さ2cm前後となります。 一般に、妊娠高血圧症候群や染色体異常などでは胎盤は小さく、胎児水腫や妊娠糖尿病では大きくなる傾向があると言われています。 【関連記事】 ・ 胎盤が出てこない! 産んでから会陰切開したエピソード ・ 【体験談】切迫流産、低置胎盤、心配な妊娠生活を乗り越えて無事出産! 胎盤の構造とはたらき 胎盤の内部は血管の集合体のようになっています。 胎児由来の成分である絨毛が母体血に浸かっているような状態で、絨毛を介してガス交換や栄養の輸送などをおこなっています。 |uez| mwy| yij| jif| kit| pbc| obk| vhs| lti| com| hdk| ipz| eco| ydu| djr| pqk| jzg| txi| fzb| wnp| baw| xqd| llw| lxb| pwm| jmb| ibg| vvk| pvl| rux| rwa| sbu| alb| dkg| obw| qia| vab| mod| ice| qrk| hln| sgd| toe| sju| tde| rgy| yvi| oji| yzv| mol|