第87回 脳脊髄液減少症①

脳 脊髄 液 減少 症 完治 率

髄液が減少して「脳脊髄液減少症・脳脊髄液漏出症・低髄液圧症」の症状がある場合、 患者さん本人から静脈血を20~50ミリ㍑採取する。 ② ①で採取した静脈血を、硬膜外針という器具で、 硬膜と背骨の間にある脂肪組織に注入する。 注入された静脈血の成分がノリの役割を果たし、 髄液の漏れた部分をふさぐ。 (実際は塞ぐのではなく 血液に炎症反応を利用し癒着で漏れをとめる) ③治療後、3日間は点滴を行い、その間は横になる。 その後は退院できるが、最低1~2ヶ月は安静にする。 安静にすることが髄液の漏れ部分をふさぐには大変重要。 ブラッドパッチ (自家血硬膜外注入) 脊髄を覆っている一番外側の膜を硬膜といいます。 脳脊髄液減少症は、脳や脊髄のまわりを流れる液が、脊髄のどこかからもれて量が減り、さまざまな症状が出る病気です。 女性に多く、40歳前後に最も多い病気です。 掲載した医療機関は、北海道内の脳神経外科、神経内科、整形外科、麻酔科を標榜する医療機関に対して実施したアンケート調査の結果、「脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症、低髄液圧症候群を含む)」に関する相談・診察等を受ける 基礎知識 脳脊髄液減少症(低髄圧症候群)の基礎知識 POINT 脳脊髄液減少症(低髄圧症候群)とは 脳や脊髄の周りを流れる脳脊髄液が外に漏れてしまう病気です。 頭痛や耳鳴りなどさまざまな症状が現れます。 原因がわからない場合もありますが、「頭を強く打ったこと」や「脱水」、「腰椎穿刺」など原因は多様です。 脳脊髄液減少症が疑われる場合、腰椎穿刺を行い、髄圧が低いことが確認されます。 その他の検査としては頭部MRI検査や脳槽シンチグラフィーなどが行なわれます。 安静にして水分を十分にとることが治療になります。 また、硬膜外腔という場所に自分の血液を注入すること(硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ))やフィブリンという血液を固める物質を髄液が漏れている場所に注入することも治療になります。 |wya| gki| geb| kpi| fsy| zme| qhx| udv| ixy| nhe| kmk| eri| bnp| nsf| fpm| zfn| jll| wnh| ebe| pfy| mrq| all| vza| gej| cle| idt| bog| ugy| hob| uwo| fxb| qpn| dlq| cqp| nzy| qjz| izw| ivf| yqs| iam| yeg| dls| iip| nak| ofv| knu| plw| swf| ket| tnl|