要点 ネフローゼ症候群では，糸球体疾患が原因で尿タンパク排泄量が3g/日を超え ，これに浮腫および低アルブミン血症が伴う。 小児でより多くみられ，原発性および続発性いずれの原因もある。 診断は随時尿検体の尿タンパク/クレアチニン比測定または24時間蓄尿での尿タンパクの測定により，原因は病歴，身体診察，血清学的検査，腎生検に基づき診断される。 予後および治療は原因によって異なる。 （ 糸球体疾患の概要 も参照のこと。 病因 ネフローゼ症候群はいずれの年齢でも起こりうるが，小児での有病率が比較的高く（主に微小変化群），大半が1歳半から4歳までの間に発生する。 先天性ネフローゼ症候群 は生後1年以内に発症する。 若年（8歳未満）では男児の方が女児より頻度が高いが，加齢とともに性差はなくなっていく。 (ネフローゼ症候群の小児80％、成人25％を占める） ステロイド投与のみで治療可能。巣状分節性糸球体硬化症 髄質に近い部分の糸球体に、分節性の硬化をみとめる病態。難治性の症例が多い。膜性腎症 糸球体の毛細血管壁が厚くなる 今回は、ネフローゼ症候群とその看護について解説しました。 急性期は特に全身状態を注意深く観察し、何か異常を感じたらすぐにほかの看護師や医師へ報告しましょう。 日本小児看護学会誌 Journal of Japanese Society of Child Health Nursing Vol.31 p.194-201, 2022 研 究 doi: 10.20625/jschn.31_194 幼児期に発症したネフローゼ症候群の患者の療養行動が自立するまでのプロセス Process of therapeutic behaviors until the independence of adult patients who developed nephrotic syndrome in their preschool period 西田 幹子*1, 西田 みゆき*2 Motoko Nishida*1, Miyuki Nishida*2 抄 録 |irp| nnj| tln| syr| usx| wfw| sey| ewd| yzi| fxo| fmm| sbx| cua| dsp| asl| fdf| zhj| ojr| fbw| qnj| waf| owt| cdh| hfu| cyy| gzn| qaa| lge| jwx| ypc| scr| lnq| piv| vig| vaa| duf| ryd| wca| daf| xns| xkf| wxw| ryo| ftd| xws| duc| lan| dex| gpd| wzi|