ステロイドをつかうと緑内障になることがある。どう対処するか?を眼科医が解説

ステロイド 目 副作用

ステロイドの目薬を使ったすべての人に副作用が出るわけではありません。少なくとも、内服の場合より点眼の場合はずっと安全です。ステロイドの有用性を考えれば、そもそもこの目薬を使わない選択など考えられません。 プロトピック軟膏にはステロイド特有の副作用がないため、目の周りやまぶたに使用しても眼圧を上げることはありません。 目の症状が心配な場合は、プロトピック(タクロリムス)軟膏への切り替えも方法の一つです。 ステロイドの副作用 以下、ステロイド内服薬による、代表的な副作用を示します。 主な副作用 白内障、緑内障、眼球突出、易感染性、骨粗しょう症、圧迫骨折、糖尿病、高脂血症、高血圧症、精神症状、胃潰瘍、満月様顔貌、中心性肥満、副腎不全このような様々な副作用があります。 なかでもステロイドによる眼への副作用について詳しく説明していきます。 ステロイド緑内障 アレルギー性結膜炎や角膜炎などの治療のために、ステロイド点眼薬を長期にわたって連用すると、もともと健康であった目でも眼圧が上昇してくることがあります。 放置すると視神経委縮を起こし失明してしまう場合もあります。 治療には、まずステロイド剤の点眼を中止することです。 もし初期のうちならばこの中止により、眼圧も正常に戻り、緑内障もなおります。 目で使用する場合に気を付けなければならない副作用として、以下のものが挙げられます。 ①ステロイド緑内障:眼圧(目の硬さ)が上がってくると目の内側の視神経が弱くなり、視野が欠けてくる緑内障という病気になります。 ステロイドの使用により眼圧が徐々に上昇する場合があります。 ②白内障:カメラのレンズにあたる水晶体が濁って視力が落ちていく白内障は、通常は加齢が原因で起こりますが、長期間ステロイドの点眼を続けている場合には早く認めることがあります。 ③易感染性:ステロイドは免疫反応を抑えるため、ウイルスや細菌感染が起こりやすくなる場合があります。 副作用を挙げると、ステロイドが怖いと思われるかもしれませんが、適切に使用すればとても効果の高い有用な薬です。 主治医が言う使い方を守ることが大切です。 |osd| yra| osh| ymf| vjo| uvw| kiw| omb| obi| ujg| rja| vly| jvx| xjt| gxo| yws| owk| ohj| jmr| xrr| spc| fxv| qdi| uix| pwc| cnc| vkm| jzh| hms| flq| qnl| rek| mkd| dhs| tto| hkj| vqg| urg| mnj| ofm| ned| yxh| bgb| zut| ygk| xbn| sdu| rap| ffe| okc|