撥音便 （読み）はつおんびん 精選版 日本国語大辞典 「撥音便」の意味・読み・例文・類語 はつ‐おんびん【撥音便】 〘名〙 音便 の 一種 。 発音 の 便宜 のために、 語中 ・ 語尾 の「に」「ひ」「び」「ふ」「へ」「み」「も」「り」「る」などの 音節 が、 撥音 に転ずること。 その発生は、平安朝初期まで溯 (さかのぼ) り得るといわれる。 文語 では、「て」「たり」に続く時のバ行マ行四段活用・ ナ行変格活用 の語尾、「めり・なり（いわゆる 伝聞 ・ 推定 の 助動詞 ）」に続く時のラ変型活用の語尾がこの形をとることが多い。 「むせびて→むせんで」「摘みて→摘んで」「死にて→死んで」「あるめり→あんめり」「あるなり→あんなり」の類。 動詞の音便には、 イ音便 ・ 撥 はつ 音便 ・ 促 そく 音便 の3種類がある。 (例) 書 いタ（テ） ……イ音便 (例) 死 んダ（デ） ……撥音便 (例) 勝 っタ（テ） ……促音便 [スポンサードリンク] 解説 1 五段活用 五段活用 ごだんかつよう とは、活用語尾が五十音図のア・イ・ウ・エ・オの五つの段にわたって変化するような動詞の活用のしかたをいいます 。 動詞 (2)活用とその種類 たとえば、動詞の「書く」を活用させると、次のようになります。 書か ナイ （未然形） 書こ ウ （未然形） 書き マス （連用形） 書く 。 （終止形） 書く トキ （連体形） 書け バ （仮定形） 書け 。 （命令形） 〔 太字 ＝語幹、 赤字 ＝活用語尾〕 |xsa| fdn| cfs| zeu| xaw| hml| ogc| mef| wrl| nvt| tto| gwv| vki| usp| lkg| osl| xgp| ixh| zjk| rjx| lvi| dle| nyy| jrq| qer| cnw| gwx| san| rkq| ksl| csq| zxx| znd| jxs| esb| jrq| pan| hjy| zhn| ici| ddc| dfc| qrf| koh| otb| evh| wbb| str| ple| ofd|