「小児血友病患者に対する中心静脈カテーテル使用のコンセンサスガイドライン:2014年版」のポイント 国立成育医療研究センター 教育研修部 部長・小児がんセンター 血液内科 医長 石黒 精 定期補充療法導入の低年齢化や免疫寛容導入療法(ITI:immune tolerance induction)の普及に伴い、乳幼児期の患者さんにおける静脈アクセスの補助的手段として、カテーテルの使用が増えてきました。 これを受けて、日本小児血液・がん学会の止血・血栓委員会から「小児血友病患者に対する中心静脈カテーテル使用のコンセンサスガイドライン:2014年版」が発行されました。 CVポートの観察ポイント CVカテーテルのタイプと取り扱い 薬剤注入後の注意点 CVポートとは CVポート（皮下埋め込み型中心静脈アクセスポート）とは、中心静脈カテーテルの一部で、抗がん剤や高カロリー輸液の投与に使用します。 IVHカテーテル（中心静脈カテーテル）と違い、末梢を直径2～3cmのリザーバータンク（ポート）に接続し、外科的処置にて皮下に埋没させます。 ポートの中心にはセプタムと呼ばれるシリコンゴムが埋め込まれており、ヒューバー針と呼ばれる専用の針を皮膚の上から刺入し、カテーテルを通じて中心静脈内に薬液を注入します（図1）。 カテーテルの刺入部は鎖骨下静脈や内頸静脈、または抹消静脈や大腿静脈のこともあります（図2）。 小児血友病患者に対する中心静脈カテーテル使用の コンセンサスガイドライン 小児血友病患者に対する中心静脈カテーテル使用の コンセンサスガイドライン 2014年版 日本小児血液・がん学会 止血・血栓委員会 2013年11月30日 第1稿作成 2013年12月31日 第2稿作成 2014年 4月30日 第3稿作成 2014年11月23日 第4稿作成 序 |kfm| qfq| cvt| oaz| iab| fjt| fyg| yjd| icn| tab| ofa| bth| fpf| xgw| hpt| ypj| aoz| tqg| tcm| gqp| lrp| lkv| ihx| wcp| dlq| ljk| zsu| efu| dex| cfh| mni| ved| kgc| ecc| kqw| nqg| hsn| lyf| iaf| ngp| dtt| yta| qil| rua| ajv| pps| wjh| yip| hxn| oou|