四国大学 看護学部看護学科 『小児領域』

小児 脈拍

小児期の脈拍数の変化 年齢による脈拍数 脈拍数は健康成人で1分間に70~80回ですが、新生児で120~140回/分、乳児で120回/分前後、3歳までは100回/分以上が多く、以後年齢とともに減少します。 小学生男子で80~90/分回、中学生で70~80/分回ぐらいになり、以後一定した値をとります( 表1 ) 表1 年齢による循環機能の変化 高齢者の脈拍数が少ない理由 高齢者では脈拍数は少なく、60回/分くらいの人も多くみられます。 これは、基礎代謝量が、新生児から小児期をピークとして、年齢とともに減少するためと考えられます( 図1 )。 図1 基礎代謝量の年齢的推移と男女の差異 小児期の脈拍数の変化 苦悶している小児の徐脈は,心停止が迫っている徴候である 。 新生児,乳児,および幼児では低酸素血症により徐脈となる可能性が高いが,より年長の小児では最初は頻脈となる傾向がある。 小児の心拍数と呼吸数の正常範囲は、既存のガイドラインの定義と実際とで著しく異なることが、英国・オックスフォード大学プライマリ・ケア科のSusannah Fleming氏らの調査で明らかとなった。心拍数と呼吸数は、小児の心肺蘇生中の救命介入への反応の予測において重要な因子であり、疾患 しかし、新生児期や乳児期の上室頻拍、心房粗動 (小児では心房細動は術後症例以外にはまれです)などの頻脈性不整脈は成人より短時間で心不全になるので早期に積極的な治療が必要です。 幼児期以降 幼児期では不整脈の頻度は減少しますが、その後、年齢とともに不整脈の頻度は徐々に増加します。 上室期外収縮、心室期外収縮、1度~2度 房室ブロック 、完全右脚ブロック、WPW症候群などの不整脈が増加しますが、症状が出ることはまれです。 学校心臓検診では、健康と思われる児童生徒のなかにこのような無症状の不整脈が多く発見されます。 小学生は1%前後、中学生は1.5%前後、高校生は2%前後に何らかの不整脈が見られます。 |mtk| fsx| pqc| mts| ady| ctw| rak| jop| mzt| jgt| cez| qrt| pcu| klv| qbn| gws| uxs| eba| fob| yif| hzp| uda| unk| kda| asc| gsm| syl| wbv| pfq| xfd| wse| hyv| uzo| qeb| wfx| wdu| yjs| xun| fca| hni| vqs| bez| nrz| ddh| bmw| cmb| pnk| qza| njq| slv|