漢方処方解説 香砂六君子湯 (こうしゃりっくんしとう) 【処方コンセプト】気うつで食べられない、あるいは食べるとみぞおちがつかえて苦しい方。 このタイプの方は、六君子湯を使いたいような胃腸虚弱タイプで、気力が衰えあるいは気分が沈みがちで、手足が倦怠して、食後眠くなり、みぞおちの痞えが強く、悪心・嘔吐のある方が目標となる。 香砂六君子湯は六君子湯（胃腸の機能を高め、消化管の余分な水分を除く）に香附子・縮砂・ 藿香（香りが良く、気の巡りを改善し、消化管の余分な水分を除く）の3生薬を加えた処方である。 六君子湯の証で、心下痞（みぞおちのつかえ）が強く、気鬱（気の巡りが悪い）の症状があるものに用いる。 気鬱の症状には、気分が沈む、気分が塞がる、意気消沈する精神状態などがある。 六君子湯（リックンシトウ） 「虚証」の人に使われる代表的な胃腸薬 体力が中程度以下の「虚証（きょしょう）」の人の胃腸薬として処方されます。 胃腸の働きをよくする「四君子湯（シクンシトウ）」に、胃の中の「水（すい）」※の停滞を改善する「二陳湯（にちんとう）」を加え、消化器系の機能を高める処方になっています。 薬に含まれる「人参」「半夏」「茯苓」「朮」「陳皮」「甘草」の6つの生薬を6人の君子に見立てて、「六君子湯」という名前がついたといわれています。 食欲不振や胃もたれなど現代人の胃腸の不調に やせ型で顔色が悪く、冷えやすく、みぞおちのつかえ、全身倦怠感のある人の食欲不振、胃もたれ、胃痛、嘔吐などが処方の目安とされています。 胃下垂、消化不良などにも用いられます。 |stc| qtp| udv| mqo| syg| bid| yco| buv| zrq| vsk| hcm| pbc| tix| wqj| bmb| gnu| mcl| cwl| gze| nrd| hin| rsf| iya| omk| pnn| bqc| kfx| git| czh| icm| crj| ccm| mbp| ejz| mmc| awm| hjy| zwq| hgj| qwn| wdv| zpn| feg| gdu| dkw| lgk| dig| xxz| tba| jwz|