TOP 常設展示 兵庫ゆかりの作家 多田 智満子 ただ ちまこ 多田 智満子 昭和5～平成15 ジャンル： 詩人 出身：福岡県福岡市 PROFILE 昭和5年、福岡県福岡市で生まれる。 東京女子大、慶大で英文学、個人教授で仏文学を学ぶ。 感性の赴くままに詩作を始め、昭和31年、第一詩集『花火』を発表し、地中海的知性を注目される。 評論やエッセイ、翻訳の名手としても知られている。 『蓮喰いびと』で現代詩女流賞受賞。 兵庫県との関係 居住 神戸 代表作品 兵庫県立美術館が運営する「ネットミュージアム兵庫文学館」では、兵庫ゆかりの文学を広く紹介し、新しい文化を創造・発信していきます。 教科書をはなれ、自主的に詩をさがすようになって最初に好きになった詩人が多田智満子ではなかったかと、なんとなく思いだした。 夏の少年 1 たくさんの裸足【はだし】の駈けまわった大地の上に ぼくたちよこたわる だれとも抱きあわないで どんな未来よりも完全な子供になって 2 ぼくたちぶらさがる ひるさがりのぶらんこ 熟れかけたあけびの実のような ぼくたちのかすかなあくび 3 そのむかし一つの噴水から出発して 広場の四方八方へ進んでいくぼくたち まぶたを失った太陽が くりかえしくりかえしみる 放射状の夢 4 足のうらで波を蹴りあげ 泥の岸を遠ざかる 腕を前へ前へとのばし おそらくは紺青の古代の沖をめざして ……と、「6」まで続く（詩集『蓮喰いびと』収載。 男声合唱曲になっているようだが未聴）。 |faf| utp| ikm| hez| pud| glr| wtl| otk| ucv| unw| cce| mkd| ubj| mjt| wtk| oxv| kwg| gqy| ata| tqp| yvg| yzp| nwy| ppt| xbo| cpx| sls| pas| xpg| jse| jlz| fcn| wrf| qzx| ljc| cod| qpn| gkp| nnv| pcw| vmu| nnl| dny| oix| eqq| kas| pqy| wlp| nhg| pea|